第2日目
Vienna ウィーン・リヒャベルト空港
Vienna空港の端に係留されていたチロリアン航空のプロペラ機の機体。 ザルツブルグ行き?。
NICEへ移動。EU内の移動のため、イミグレの通過なし。EU統合を実感する。ところで、OSグループ 便ではNice<->Viennaの便は1日1往復しかない。嫌な予感がする。Cancelledになったら行く術が無い。 今度のチケットは何と言ってもFIXEDなのだ。早めに手続きを済ませてBording待合室に行くが、 係員は勿論、お客も数人しかいない。あと1時間もないのに。すると表示が45min,delay。 しばらくすると、何と3hour delay。Nice空港の待合いロビーでしばらくすると、何と3hour delay。 しばらくしてやって来た男の子二人の子供連れのマダムもその表示を見てあきれた様子。
ところで、その子供達が着ていたTシャツが二人ともピカチュウ。うちの子供が”コロコロコミックス” を見せると、とても興味を示した様子。(お兄ちゃんのの名前がアレキサンドル君であることがわかった) マダムに英語で尋ねたが、マダムは全く分からないという意志表示をしてくれた。しかし、マダムの 子供達はリュックから何と”ポケモンカード”(もちろんフランス語)を出して見せてくれた。綴り を見ながら解ったのはピカチュウとディグダくらいで、他は日本とは全く違う名前がついていたようだ。 アレキサンドル君にピカチュウの絵を指さすと、”ピカチュウ、ピカチュウ”、全く日本での発音と 同じ。すごいことだ。
空港の中に下の写真のようなコーナーがあったことを思い出した。
そうこうするうちに突然delayの表示が30min,に変わる。一体どうなっとるんだ!そのうち、ラウダ 航空の機体が着陸するのが見えて一安心する。左はやっとやってきたラウダの機体。 しばらくして地上係員もやって来た。全くいい加減な 表示だ。どこから3時間遅れが出てきたのか?
この日もかなり気温低い。搭乗までは冷や冷やさせられたがLauda(Austrila Air)のサービスは抜群。 北海道のエァドゥーとサービスに関する技術提携しているそうだが、納得。3時間程度のフライトであるが、 メニュー付きの食事。ワイン、ビール、コーヒーあり。もっともメニューの内容と実際の食事が少々 異なっていたのはご愛敬。これも国民性?子供にはパズル、 飛行機のおもちゃ(空気を入れて膨らませる)
Nice ニース・コートダジュール空港
地中海上空から見たニース空港近くの景色。少しガスがかかっている。
NICEはやはり暖かい。空港からNICEGareまで直行のシャトルバス。Gareからホテルまでは約500m。 少し遠いか。
ホテルは全くの欧州式。キーホルダーがやたらとでかくて重い。電源はフランス標準220V。電話は壁から はモジュラー無しでケーブルが出て、電話に接続されているが、電話側はUSA標準のモジュラー。 TIP/RINGのみを使う普通の電話の為、中継コネクタを使用して難なくモデムに接続。ダイヤルトーン、 リングバックトーンは全く異なる為にATX3で無視設定。WWWはできるがどうしてもPOP3サーバーへの 接続ができない。どうなっているんだGRIC.POP3サーバーと通信できませんとのWebboy (MS-DOSで動作した当時としては画期的な機能を搭載したIBM製の通信ソフト) の表示。POP3サーバーに送っているアカウントが違っているようだ。WWWサーバーへの接続はできるのになぜ だろう。後日DIONにクレームをつけねば。
(2019年追記)上記の記述は2004年当時のもので、まだダイヤルアップ回線が一般的だった 時代のインターネット環境の実態である。世界中どこにいっても常時接続のWifiが標準となった今は、ホテルWifiが 設備されていると思う。
夕食はさんざん迷ったあげくにホテル近くのレストランへ。PIZZAはあるがスパは無い。店の親父には 何とか英語が通じる程度。大人はコースメニューを頼む。ミニバーが高いので近くの店でミネラル ウォーターを購入。
シングル2部屋を確保したが、実際はベッドをくっつけて1部屋使用したのみ。宿泊人数に応じた 部屋を割り当てねばならない規則があるようだ。子供でも、人数のうち。