SINCE 2004/12/19
メーキングバナー
バナーができるまで 2004/11/17~12/2
入院中に一発祈念してバナーを作る。大きさは国際標準の88x31ピクセルとする。 デザインには常用しているOSであるLinuxのマスコット、ペンギンのTux君に トチローの帽子を被せて配置することにしよう。
材料:Linuxカーネルのソースコードの中に含まれているTux君画像 (kernel-source-2.4.27/Documentation/logo.gif)、
2001年3月x日に撮影したオーストリアのウィーン国立歌劇場横にある音楽用品店 (雑貨屋?)”ARCADIA”の看板、
レーザーディスク「我が青春のアルカディア」から書き起こしたトチローの帽子。
使用したソフトウェア:Debian GNU/Linux(sid),GIMP V2.0,OfficeSuite,ATOK X,その他
作り方:店頭の写真から”ARCADIA”の部分だけを切り抜く。ARCADIAの看板を88x31ピクセル の3倍である264x93ピクセルに縮小。
コントラストと明るさを調整する。オリジナルでは字のコントラストがはっきりしすぎていて、 背景にしてみるとかなり邪魔になる。しかし消し去ると意味が無くなる。 コントラストを細かく調整して結局20種類程度のサンプルを作った。 ボツにした背景たち。3つ目(右側)が決定稿。
Tux君は大きさを調整して、帽子を被せる。最終的に79x120ピクセルにする。
帽子は縮小したTux君の顔の大きさに合わせて幅を決める。色合い・コントラストを何種類か組み併せて
候補を作る。帽子にあわせてTux君自身の色合い・コントラストも何種類か作る。帽子をそれぞれのTux君
にかぶせて組み合わせ、20点以上のリリース候補を作る。
Tux君を左右のどちらに配置するか迷ったがバナーに入れる文字が左方が密になっているので右下側に配置
することにする。
以上を合成して字入れ前の最終デザイン案が左の絵である。
書き込む字体が決まるまでが一苦労だった。作ったサンプルの数は 8x13x6=942個。もちろん、一目見るなりボツにしたサンプルがほとんど だが、文字の色、袋文字にするか、素のままにするか、袋文字の袋部分を どうするか、陰影を付けるか、それぞれの幅はどうするかで無数の サンプルができてしまった。殆どはすぐに消してしまったが、残して あるサンプルを一部掲載する。
この2種類のうち、右が決定稿であるが、周囲の色を考えるとまだ迷っている。
※作成中、GIMPは全く異常終了することがなかった。(debian sid)仕事で使っている某社の超高級 フォトレタッチソフト には何度もOSを道連れにフリーズされて泣かされたことか。この文章もjedを使って書いている。 Windowzステ。